せきゃあさゃきょうなごやべんだゃあじてん
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な ご や べ ん
共 通 語
用  法

かあぶんすう

頭でっかち

過分数

かう 鍵をかける 買った鍵で かったきゃ
(買った鍵で 鍵をかけましたか)

かえどり

川を堰き止めて、魚を捕まえること

かいどり とも言う

かかさ

かかさは かかせん
(かみさんは 欠かせません)
かじかむ (てや足が)凍える 今朝は、つべたゃあで 手がかじかんでまうわ
(今朝は冷たいので、手が凍えてしまいます)

かす

研ぐ

米を かしといて
(米を 洗っておいて下さい)

かずける

罪をなすりつける・疑いをかける

あゃーつに かずけたった
(あいつの せいにしてやった)

かたがらかす

傾ける

そんなに かたがらかしたら こぼれる
(そんなに傾けたらこぼれます)

かたちんば

不揃い

左右が かたちんばだがね
(左右が不揃いです)

かっちんだま ビー玉 かっちんだま やろまい
(ビー玉遊びを やりましょう)

かねして

堪忍して

かねな とも言う
いっくら謝っても かねしたれせん
(いくら謝っても 勘弁できません)

かなぶん

コガネ虫

 

かまう

いじめる・面倒をみる

うちの子も かまったって
(うちの子供も 仲間に入れて下さい)

かみいさん 美容院 かかさは かみいさんへ 行った
(かみさんは 美容院へ 行った)
〜がや 〜だから そうだがや
(そうでしょう)

からかす

しほうだい・しまくる

食べっからかしてったがね
(食べまくって行きました)

かりもり

青瓜

かりもりを カリカリ モリモリと食う
(青瓜を カリカリ モリモリと食べる)
かん だめ ほりゃ かん
(それは だめです)

かんかん

空き缶

かんかんの ポイ捨てに カンカン
(空缶の ポイ捨てに カンカン)

がんがん

衣類を入れるブリキの箱

たたいた時の音から

かんこうする

よく考える

観光するか かんこうしよ
(観光するかどうか考えましょう)

かんす

タンスの陰から かんすが 出る
(タンスの陰から 蚊が出る)

かんしょ

奥へ入る狭い道・路地

閑所

かんだゃあじ

大袈裟に騒ぎ立てる
用心深い・神経質

あの人は かんだゃあじな人だで
(あの人は用心深い人ですから)

かんねつや

几帳面 あのだゃあくは かんねつやだで ええ仕事やる
(あの大工は 几帳面だで いい仕事してますねえ)

きいなゃあ

黄色い

類似:まっきっき
きいにゃあ服は、着にゃあ
(黄色い服は着ません)

きがずつにゃあ

心苦しい

となりの世話になるのは きがずつにゃあ
(隣の世話になるのは心苦しいです)

ぎし・きし

だけ・まったく

安いのは 今日ぎしだで 買ってって
(安いのは今日だけですから買っていって下さい)

きたりど

余所者

反対:じげ

きちきち 窮屈な状態 類似:きっちきち
この服 きっちきちで きもいで
(この服 窮屈で 苦しいです)
ぎったんばっこん シーソー  

きもい(きむい)

きつい

この靴ちょっと きもい
(この靴はちょっときついです)

きぶとん 掛け布団 きぶとん かけてねんと かんぞ
(掛け布団を かけて寝ないと 駄目です)
〜きゃあ(も) 〜ですか まんだ 金のシャチホコ 見とらせんのきゃあ
(まだ金のシャチホコを見てないのですか)

きゃあぐりきゃぐり

ぐるぐる回る

 

ぎゃあつくぎゃあつく

がみがみ

ぎゃあつくぎゃあつく 言うな
(がみがみ 言わないで)

ぎゃあろ

ぎゃあろが 鳴くで きゃあろ
(蛙が鳴くから帰りましょう)

きやす

消す

そこの電気 きやしといて
(そこの電灯を消しておいて下さい)

ぎり

つむじ

ぎり曲がりって言うきゃあ
(つむじ曲がりって言いますか)

きんのう

昨日

「まんだ」、「なんぜ」と同様に「ん」をはさむ
きんのう 勤皇の志士に 会ってまった
(昨日 勤皇の志士に会ってしまいました)

ぐうすか

熟睡の状態

ぐうすか ぐうすか よお 寝るなあ
(ぐー グー よく寝ますねえ)

くくる

縛る

まあ 首くくらなかんなあ
(もう首をつらないといけません)

くすげる

突き刺す

さゃありに くしをくすげて 焼く
(秋刀魚に串を刺して焼きます)

ぐずぐず

弱い

こんなぐすぐす結びだと すぐ解けちゃうぎゃあ
(こんなに弱く結ぶととすぐに解けてしまいます)

くすねる 盗む ひとのもんを くすねたら だちかん
(人物を 盗っては いけません)

くそだあけ

馬鹿野郎

馬鹿の大足 小足のたあけ ちょおどええのは くそだあけ

くたい

〜のような

あの丸くたい木は なんだゃあも
(あの丸い木は何ですか)

ぐう ぴい ぱあ ぐう ちょき ぱあ いんちゃんは ぐう ぴい ぱあ
(じゃんけんは ぐう ちょき ぱあ)

くりょ

くれ・下さい

ちょっと 手貸して くりょ
(ちょっと手を貸して下さい)

くるう たわむれる 狂ったように くるっとる
(狂ったように ふざけている)

くろ ・ ぐろ

縁・隅っこ

くろの 黒いのなんだゃあ
(隅っこの黒い物は何ですか)

けつかる

いる

何を大きな事をぬかしてけつかる
(何を大きな事をいっているんです)

けった

自転車

けったマシ−ン ともいう

け(っ)つらかす

けっ飛ばす

ごがわいたで 扉を けっつらかしたった
(腹が立ったから扉をけ飛ばした)

〜げな 〜そうだ あゃあつは 下男だった げな
(あの人は 下男だった そうだ)

けなるい

羨ましい

類似:へんねしい
子供が けなるがるで 見せんといて
(子供が羨ましがるから、見せないで下さい)

ご(う)がわく

非常に腹が立つ

類似:くそごがわく
ふんとに ごがわいてまうでかんわ
(本当に腹が立ってまいってしまいます)

こうしゃくいう

文句を言う・言い訳をする

こうしゃくばっか 言うな
(文句ばかり 言わないで)

こうとい

地味な

こうとい 祝言だったなあ
(地味な結婚式だったですね)

こうせん 麦こがし 関西でいう「はったい粉」
うまい こうせんを つくるには こうせんとあかん
(おいしい麦こがしを つくるには こうしないといけません)
こうりゃあ とうもろこし 伝来地の高麗から
こりゃあ うみゃあ こうりゃあだで
(これは おいしい トウモロコシです)

こぎる

値切る

いっくら こぎっても あかんかった
(いくら値切っても駄目でした)

ござる

いらっしゃる

そのござ 誰か ござるのきゃ
(そのござには誰かいらっしゃるのですか)

こずらに(っ)くい 憎らしい おまゃあは こずらにっくいこと いうなあ
(あなたは 憎らしいことを 言いますね)
こそげる 表面を削る・磨く 鍋の 底を こそげる
(鍋の底を 磨く)

こそべったい

くすぐったい

類似:こそばいい
こそべったい
で やめてちょ
(くすぐったいから やめて下さい)

ごたゃあげさま

ご苦労さま・お疲れさま

本日は ごたゃあげさまだったなも
(今日はご苦労様でした)

こ(っ)すい

ずる賢い

ほんとに おみゃあは こっすいなあ
(本当にあなたは 狡いですね)

ごつくさい

野暮ったい

このごつくさいもん 誰のだゃあ
(この野暮ったい物は誰のですか)

ごっつぉう

豪勢な料理

ごっつぉうだな なんかあったきゃ
(ご馳走ですね 何かあったのですか)

こびりつく

ものがくっ付いている状態

底に おこげがこびりついとる
(底にお焦げがくっついています)

ごぶれいします

失礼します

お先に ごぶれいします
(お先に失礼します)

ごむかん

パチンコ

ごむかんで 人をねつらったら だちかんぞ
(パチンコで 人を狙ったら ダメです)

ごめんやあす

ごめんください

  

こわす

両替する

一万円こわしてちょ
(一万円を両替して下さい)

こわゃあ 硬い こわゃあ おこわは いらん
(硬い赤飯は いりません)

こんきと

たびたび

こんきと行くけど ええことでもあるきゃ
(たびたび行きますが、いいことでもありますか)


上へ行くでえ